昨年一年を振り返ってベスト10とか
去年はまた日本アニメ至上で大きな動きがありましたね。
まどかマギカの中身はともかく売り上げとその盛り上がりは異常な規模でした。残酷な天使のテーゼがカラオケでいつも上位にあるようにあの作品のOPもカラオケ定番になるのでしょうか。いやいやいや、ねーわ。
いちかのえっち以外何がよいのかさっぱりわからないISとかも、面白い動向ではありました。
とりあえずアニメ10選をあげてみよう。(2期以降の作品は除く)
1.タイガーアンドバニー
とてもよくまとまってました。完成された2クールで大満足。奇抜さもなくまさに優等生。
2.ましろ色シンフォニー
久々に正ヒロインルートじゃない。こいつは完全にダークホースでした。正直、他に比べ期待度ゼロだったという点から衝撃度では個人的には今年ナンバーワン。一話から気合はいってるから継続してみたが、普通は後日まとめて飛ばし視聴上等のエロゲ原作。これはおとぼく以来の満足感。それぞれのエピソードが丁寧につづられるものだから、フラグたったと思いきや見事にスルーしていく展開にうまいこと引き込まれてしまいました。
3.シュタゲ
ネタ成分が高いのに優秀。ペース配分的にはありですが、結末に近づくに従い中身が薄くなる。これは原作つきだからしかたないのかな。
4.まどかマギカ
ジェットコースターは素晴らしかったが、ストーリー知った状態でもう一度見直すと何が面白いのかさっぱりですよね。奇を衒いまくりだったからか。誰かまどまぎがどういう面白さをはらんだ作品だったのか教えてください。
5.ペルソナ4
エンジェルビートでげんなりさせられた岸誠二監督でしたが、今年はP4もドォルズもらしくていいじゃないですか。ドォルズは原作力がなかったから仕方ないとして、P4はがんばってます。11話だかのミスリードを誘ううすっぺら演出は努力認めたいけど、みなかったことにしたい仕上がりでした。
6.ピンドラ
うーん、あいかわらずだなぁ幾原監督。一貫するテーマ性やポップセンス、演出の華やかさはとても魅力的でエンターテインメント表現できてました。ジェットコースターしてたけど、やはり2クールだと失速気味。ストーリー上重要でありながらあのオナニー的なメタファなどはもう少しなんとかならないのかと。ついてこれねぇやつは雰囲気押しと映像美で楽しんでくださいってことでしょうか。
7.フェイトゼロ
さすがのユーフォーテーブル。とりあえず高級なアクション見てるだけでプチブル気分。
8.うさドロ
原作先によんでしまったせいで楽しさ半減だったが、ノイタミナの本分を十二分に発揮している作品でした。
9.べるぜばぶ
ギャグセンスの古さが一周周って面白い。古市ぶれない。なんだかんだでシリアス配分の黄金率をまもった脚本でジャンプらしい手堅さもある。
10.ちはやふる
久々に浅香監督の名前見た。当監督作品ではガンスリ以来のヒット作だ。君届といいあいかわらずノイタミナ風(むしろ最近のノイタミナよりもノイタミナテイスト!)だが、日テレよくがんばりました。
11.未来日記
がんがん感情のフックにひっかけてくるところがいいね。ここまでエナジェティックな見せ方は久々で、ちょっとうれしい。ちょっとこの強引さは谷口監督思い出す。
12.ホライゾン
ドラマツルギー自体は悪くないのだが複雑なだけの糞設定、糞内容。中身はさておき全力で魅せようという作り手の心意気に感服。作り手の全力が伝わる作品は気持ちがよいです。
10選におさまりきらなかった。。。
感想・話題作とか
あのはな
ゆるい。とらどらの時のようなダイナミズムを期待したが、どうにもゆるい。つくえぶっとばして女同士の取っ組み合いはどうした?それくらいの覇気がほしかった。結果ゆきあつとあなるだけういてしまった。
ゆるゆり
タイトルに百合を関する堂々たるやガイアの幕開けを感じる。とりあえずギャグの線もぶれなくまとまってて、あっかりーんで盛り上がったのが話題の秘訣?
Aチャンネル
ノスタルジアを喚起させる志向はけいおん以降らしいなぁと。
おちんこ
津波規制。うーん、変態モノとしては消化不良。あともうひとつ作りこみがほしかった。
いろは
終わってみればただの空気アニメでした。感情ぶらしてどろどろさせてたいのか、空気アニメなのかどっちつかずで結局べた路線引いて小さくまとめまってました。これのせいでご当地空気アニメが億劫になって、たまゆら見れてない。
ベン・トー
原作先に読んでいたのがあだになった。もっと味王かとおもったら、わりとシンプル。設定はすばらしいが、魅せるべきアクションが追いついていなかった。
UN-GO
んごっwwwとかおもってたけど割とよかった。ラストはいきなりアクションとかもうB級臭ぷんぷんですばらしい。探偵ものははずれが多くてこまる。
フ・血C
これはさすがにフォローできない。
電波女
ブリキ絵ってすごい
はがない・まよちき
おれいもが売れてこれが売れないのは、完全に製作の責任だ。というよりも作り手が原作傷つけないようにおっかなびっくりつくってる感じがいかんよね。。。まよちきは単に原作力不足。
篭球部
スポコンとしては中の下。ロリに対する倒錯的な設定に期待したが、ロリは正義か否かとかの葛藤はあんまりないのか残念。小学生こそ至上とか、ぼくには紳士向けすぎた。
放浪息子
おもったよりまじめなトランスジェンダーで困った。
日常
わりといい。30分枠の中で1回クスリとできる箇所があれば1日ラッキーだと思えるくらい。
アザゼルさん
水島監督はやはりギャグなのか。血C以外はとてもよかった水島監督。血Cももう少しギャグだとわかるようにちらつかせてくれればラストも楽しめたのに。
C
輪転機回しすぎ。どうにも最後まで世界観のうすっぺらさをぬぐえず終わった。いわゆるゴンゾおち。
Gosick
放映時途中できったが最近視聴。探偵メインというより、やっぱりボーイミーツガールだった。
さすがのボンズというところでしょうか。
ニート探偵
んごwwwといいアームチェアディテクティブものがキているのでしょうか。
レベルE
いまさら!そこそこ楽しめたのでよしとする。
No.6
割と好きだったけど、何だろうこの物足りない感。冒険の規模がOP内容より狭かったからかな。
ロッテのおもちゃ
ポル産なのに眠くなる。
これぞん
ネタすべるところは目もあてられないが、シリアス展開ですらどうでもよい的な徹底した俯瞰視点で展開するのは、ラノベ原作じゃめずらしい。こっそり二期期待。
ありあ
うーん、この手のアニメはテンプレで展開するしかないし、成功難しいよね。
犬日々
厨二な技名を連呼するガチャコン魔法アクションを期待していたわけだが、ふたをあけてみればアスレチック大会。あれか?さすけ?風雲たけし城?やるやらクエスト?企画段階でそれをアニメでやって面白いとはまず思わないだろう。さらにそこで押し売り感がはんぱなく見ている側を困らせる。
ギルクラ
作画・FX・演出・構成はいいけど、脚本ひどいなーの良い例。
どらくら
アリアより残念テンプレ。
C3
のろうぞ!が空回りでなんとも。
Rio
戦国乙女もみなくちゃなぁ。
いつてん
売り出す時代を間違えた?てかこういうファンタジーはもう腐向けしかウケないのでは?
フリージング
もうATX系のポル産で馴らされておっきしない。
なんだかんだで去年もたくさんアニメをみてしまったのだなと振り返る。
今年も早速偽物語とか大型きてるし、大好きなサトタツ監督の新作も二本もあるし、今流行の長井監督の「あの・・・」シリーズがみれるし、身動き取れません。